コーヒーフレッシュの原料はミルクでは無い?安全?体に悪い?

コーヒーフレッシュの原料はミルクでは無い?安全?体に悪い?

朝の目覚めの1杯、食事の後や休憩の時など、コーヒーを飲むタイミングは様々です。

ここで、ひとつ質問です。ブラック党でない皆さんは、コーヒーに何を入れますか?

例えばファーストフード店や喫茶店などでコーヒーを飲む時、一緒についてくるポーションを何の迷いもなく入れているのではないでしょうか?いわゆる「コーヒーフレッシュ」というものです。

でも、ちょっと待ってください!皆さんが手にしているそれの中身をご存知でしょうか!?

「牛乳(ミルク)じゃないの?」

そう思われている方も多いようですが、実は牛乳(ミルク)じゃないんです!この記事では、コーヒーフレッシュの成分や原料、カロリーなどについてまとめていきます。

この記事のポイント

  • コーヒーフレッシュは牛乳(ミルク)ではなく、「油」
  • 添加物が多く含まれているので、使うなら代用品がオススメ
  • 代用品は、牛乳・スキムミルク・粉末ミルクなど

コーヒーフレッシュとは?

「コーヒーフレッシュ」は、ファーストフード店やファミリーレストランのドリンクバイキング、喫茶店にいたるまで、いろいろな場所でコーヒーのお供として置いてあります。ミルクのような見た目をしていますが、いったいその正体は何なのでしょうか?

コーヒーフレッシュは食品分類上「油」である

コーヒーフレッシュもしくはフレッシュは、コーヒーなどに加える小型のクリームを意味するポーションクリームで、食品分類上の区分は「植物性油脂食品」「植物油脂クリーミング食品」である。

主要メーカーごとの商品名

  • メロディアン(商品名「コーヒーフレッシュ・メロディアン・ミニ」がコーヒーフレッシュの語を関西地区に広めた。)
  • めいらくグループ(商品名「スジャータ」)
  • ネスレ日本(商品名「クレマトップ」)
  • 味の素AGF(商品名「マリーム ポーションタイプ」)
  • 雪印メグミルク(商品名「メグミルククリーミィリッチ」)
  • 明治乳業(商品名「明治ベターハーフ」)
  • 森永乳業(商品名「クリープ」)

出典:Wikipedia

コーヒーフレッシュのイラスト

一般的に「コーヒーフレッシュ」という単語で、

『パキッと爪を折って入れる、白いミルクのようなもの』を思い浮かべますよね。

 

実は「コーヒーフレッシュ」は特定のメーカーが販売している商品名になり、メーカーごとに正式名称は異なりますが、世間一般的には共通認識として浸透しています。

ですが、「植物性油脂食品」「植物油脂クリーミング食品」と聞いても馴染みがなく、イマイチ分かりにくいですよね・・・分かりやすい代表例を挙げると、サラダ油が最もイメージが湧きやすいと思います。「コーヒーフレッシュ」を一言で表すと「油」になります。

コーヒーフレッシュはいつ生まれたの?

コーヒーフレッシュが日本で作られ、流通するようになったのは1970年代の半ばです。平成よりもっと前の昭和の時代にまで遡ります。

それまでの日本では、コーヒーには生クリームか牛乳を入れるのが通常でした。

コーヒーフレッシュがタダで貰えるのは何故か?

それはズバリ、低価格で保存性が優れているからです。コーヒーフレッシュの賞味期限は製品にもよりますが、一般的には2か月から4か月と言われています。

ミルクや生クリームとは比較にならないほど安価で長持ちするので、お店でもタダで置いているのですね。

コーヒーフレッシュの原料は?

ここで気になるのは、コーヒーフレッシュが何からできているのか?ということではないでしょうか。主な原料を取り上げていきます。

 

植物性油脂

分かりやすく言うとサラダ油です。中には乳脂肪を配合したものなどもあり、乳脂肪の配合が多くなるほど価格も高くなる傾向にあります。

乳化剤

コーヒーフレッシュは植物性油脂と水を混ぜて作ります。もちろん水と油は混ざり合いませんので、混ぜ合わせるために乳化剤を使います。食品添加物の一種です。

pH調整剤

日持ちをよくするための食品添加物です。食品の酸性、アルカリ性の調整をします。

増粘多糖類

クリームらしいとろみをつけるために使用する食品添加物です。

着色料・香料

ミルクの香りや色を表現するため、カラメル色素などの着色料・香料を使用しています。実際にコーヒーフレッシュだけを口にしてみると、ミルクとは全く違う味がすることが分かります。

 

コーヒーフレッシュは体に良くない?危険?

コーヒーフレッシュは体に良くない?危険?

牛乳(ミルク)とは違い、植物性油脂を加工して作られているコーヒーフレッシュですが、いろいろな添加物を含んでいるため、体によくないイメージを抱きたくなります。実際のところはどうなのでしょうか?また、気になるカロリーなどについても調べてみました。

カロリーは控えめ?

製品にもよりますが、コーヒーフレッシュ1個あたりのカロリーはだいたい12~16キロカロリーと言われています。数字だけを見るとカロリーが低いように見えますが、成分に油を多く含むため、ダイエットを気にする方は控えましょう。

参考までに、角砂糖1個も約12キロカロリーです。コーヒーフレッシュ1個=角砂糖1個 とイメージすると分かりやすいでしょう。

注意したいのはトランス脂肪酸

植物性油脂はサラダ油などとして、毎日の食事に利用しているものでもあります。ですから神経質になりすぎる必要もありません。

ですが、注意したほうが良いのは植物性油脂に含まれる「トランス脂肪酸」です。トランス脂肪酸を摂りすぎると、動脈硬化や心臓疾患などのリスクが高まると言われています。

日本人の平均的なトランス脂肪酸の摂取量の場合、疾患リスクとの因果関係は解明されていませんが、持病がある方や、健康への不安を感じる方、より体への害が少ないものを選びたい方は「コーヒーフレッシュは使用しない」のがベストです。

参考:厚生労働省による「トランス脂肪酸」に関するQ&Aの一部

Q.トランス脂肪酸は健康によくないのですか?
A.平均的な日本人より多いトランス脂肪酸摂取量を基にした諸外国の研究結果によると、トランス脂肪酸の過剰摂取により、心筋梗塞などの冠動脈疾患が増加する可能性が高いとされています。また、肥満やアレルギー性疾患についても関連が認められていますが、糖尿病、がん、胆石、脳卒中、認知症などについての関連は分かっていません。

こうした研究結果は、トランス脂肪酸の摂取量が、平均的な日本人よりも相当程度多いケースの結果であり、平均的な日本人の摂取量においては、これらの疾患リスクとの関連は明らかではありません。

 

Q.日本人はどの程度トランス脂肪酸を摂取していますか?トランス脂肪酸の目安量はどのくらいですか?
A.WHO (世界保健機関)は、心血管系疾患リスクを低減し、健康を増進するための勧告(目標)基準として、トランス脂肪酸の摂取を総エネルギー摂取量の1%未満に抑えるよう提示しています。

このため、トランス脂肪酸の摂取量の水準が公衆衛生上懸念される国では規制している国もありますが、日本人のトランス脂肪酸の摂取量は、平均値で、総エネルギー摂取量の0.3%であることが分かっており、平成24年3月に食品安全委員会が取りまとめた食品健康影響評価において、通常の食生活では健康への影響は小さいと考えられています。また、トランス脂肪酸の摂取が多い方から上位5%の人についても、0.70%(男性)、0.75%(女性)で、WHOの勧告(目標)基準を下回っています。

なお、総エネルギーの1%のトランス脂肪酸の量は、年齢、性別などにより異なりますが、1日当たり約2グラムに相当します。

(参考)食品に含まれるトランス脂肪酸(内閣府食品安全委員会、食品健康影響評価)

http://www.fsc.go.jp/sonota/trans_fat/iinkai422_trans-sibosan_hyoka.pdf 

たっぷり入れたい時には牛乳を

コーヒーフレッシュは手軽で便利ですが、添加物も多く含んでいますので、使う量はできるだけ少な目にしたいものですね。たっぷりと入れたい時には、やはり牛乳(ミルク)や、脂肪分が気になる方は低脂肪乳などを選ぶと良いでしょう。

また、コーヒーフレッシュは1個まで、などと数を決めて使うのも効果的でしょう。

コーヒーフレッシュの代用品は?

コーヒーフレッシュの代用品は?

では、コーヒーフレッシュの使用量を減らす、もしくは使わないとしたら、代わりにどんなものを使うのが良いでしょうか?

牛乳

家庭で飲むなら、やはり牛乳が手軽で良いでしょう。スーパーやコンビニなど、どこでも買うことができます。

一般的な成分無調整の牛乳の他に、低脂肪乳や濃厚牛乳など、さまざまな種類があります。濃厚牛乳は生乳にクリームなどを加えて、より脂肪分を増やし濃厚にしたものを言います。体重を気にする方は、なるべく脂肪分の少ないものを選びましょう。

スキムミルク

スキムミルクとは牛乳から脂肪分を取り除いて粉末にしたもので、脱脂粉乳とも言われています。

コーヒーに入れるミルクは脂肪分が多いほど合うとされていますので、脂肪分の少ないスキムミルクは人によって好みが大きく分かれるようです。脂肪分をセーブしながらタンパク質やカルシウムを摂れるので、ダイエットには良さそうですね。

粉末ミルク

粉末ミルクにも植物性油脂を原料にしたもの、ミルクを原料にしたものがあります。どちらも手軽に使えるものですが、ミルクを使用し香料や着色料を使用しないタイプがおススメです。

まとめ

手軽に使えて便利なコーヒーフレッシュですが、ミルク(牛乳)とは全く別物だということが分かりました。

それに加え、いろいろな添加物を混ぜて作られたものですので、使用する場合は最小限にとどめ、たっぷりと入れて飲みたい場合には代用品を入れるのがおススメです。

この記事のポイント

  • コーヒーフレッシュは牛乳(ミルク)ではなく、「油」
  • 添加物が多く含まれているので、使うなら代用品がオススメ
  • 代用品は、牛乳・スキムミルク・粉末ミルクなど

 

コーヒーフレッシュの原料はミルクでは無い?安全?体に悪い?

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